2023.05.22 雇用保険料の上昇について
令和4年10月、令和5年4月から雇用保険料の個人負担分が上昇していることにお気づきかと思います。
この雇用保険料の上昇は、新型コロナウイルス感染症の影響で雇用保険の支出が増加したことが原因の一つとして考えられます。
また、一般的に雇用保険料が上昇する原因としては、以下のものが挙げられます。
・失業保険の需要と支出の増加: 失業保険の需要が増えると、保険制度を維持するために保険料率を引き上げる必要が生じる場合があります。経済の不安定さや失業率の上昇などの要因により、多くの人々が失業保険を必要とする可能性があります。
・労働市場の変化: 労働市場の変化や労働者の需要と供給のバランスの変動も、雇用保険料率の上昇に影響を与えることがあります。例えば、労働市場が緊張状態にある場合、雇用保険料率が上昇することがあります。
・経済の変動: 経済全体の状況や景気の変動も雇用保険料率に影響を及ぼすことがあります。景気の低迷や経済の不安定さが続く場合、雇用保険制度を維持するために保険料率を引き上げる必要が生じることがあります。
・法律や規制の変更: 政府や関連する機関による法律や規制の変更も、雇用保険料率の上昇につながることがあります。法律の改正や保険制度の見直しにより、雇用保険料率が変更されることがあります。
雇用保険料率等が変更になった際は、こちらでもお知らせしておりますのでご確認ください。
令和5年4月より雇用保険料率の変更