上場株式や投資信託の配当金（分配金）や譲渡益・売却益が非課税になるNISAという制度があります。
さらに、長期にわたる安定的な資産形成を支援するために、現在の一般NISAに加えて平成30年1月から新たに「つみたてNISA」という制度が始まります。

現行の一般NISAでは、非課税期間が5年であったため5年以内に譲渡・売却しなければ譲渡益・売却益への非課税制度の恩恵を受けることができないことや、NISA利用者が投資経験のある高齢者に偏っており若年層や投資未経験者への普及を図るために「つみたてNISA」制度が創設されました。

一般NISAと比べて、投資上限額が低くなったり、投資対象が限定されるなどの制限がありますが、非課税期間が20年に延びたため、長期投資に恩恵があるようになりました。

一般NISAとつみたてNISAの違いは以下の通りです。

注意点として、一般NISAとつみたてNISAの併用はできません。年ごとにどちらかを選択することになります。